素材の紹介
錆びることがありません。
金属製品と違い錆びることがないので、長期間の使用に耐えなければならない屋外サインやモニュメント、塩害対策を目的とした製品に最適です。
金属製品と違い錆びることがないので、長期間の使用に耐えなければならない屋外サインやモニュメント、塩害対策を目的とした製品に最適です。
本物よりも軽くて丈夫。
擬木製品は、本物そっくりなのに丈夫で腐らないうえ、見た目の1/10程度の重量です。経年劣化で風化したようなエイジング加工を施すことで、自然な状態を長く保つことができます。
衝撃に強く、補修も容易。
プラスチック最大の衝撃強度をもつFRPは、石などが当たっても簡単に割れることはありません。たとえ破損しても全体に歪むことがありませんので、補修が部分的で容易です。
強烈な直射日光や、台風の様な暴風雨、また積雪による重みなど、過酷な自然環境の中にあっても、FRPはその特性にほとんど変化がありません。
FRPならではの高い耐久性と耐候性で、後々まで安心して設置できます。
FRPに関する性能・特性
項目
| 単位
| F.R.P.樹脂
| アクリル板
| 硬質塩ビ板
| 試験法
| |
強度
| 比重
| 1.50
| 1.20
| 1.35
| ASTMD-792
| |
衝撃強度
| ft-lb/in
| 44
| 0.5
| 10
| D-256
| |
引張り強度
| kg/mm2
| 15
| 5.6
| 40
| D-638
| |
曲げ強度
| 〃
| 24
| 8.4
| 7
| D-790
| |
圧縮強度
| 〃
| 27
| 7.7
| 5.6
| D-695
| |
引っ張弾性率
| 〃
| 900
| 246
| 246
| D-638
| |
線膨張係数
| ロックウェル
| M115
| M80
| M85
| D-785
| |
熱性質
| 硬度
| 10-5/℃
| 2.7
| 5
| 7
| D-696
|
熱伝導度
| 10-4Cal/Sec/Cm2/℃
| 2.4
| 4
| 3
| C-177
| |
比熱
| Cal/℃/g
| 0.25
| 0.35
| 0.25
| -
| |
加熱変形温度
| ℃
| 150
| 71
| 55
| D-648
| |
工学的
性質
| 屈折率
| ND
| 1.54
| 1.48
| 1.52
| D-542
|
全光線透過率
| %
| 87
| -
| -
| -
| |
平行光線透過率
| %
| 64
| -
| -
| ||
拡散光線透過率
| %
| 23
| -
| -
| -
| |
吸水率
| %
| 0.2
| 0.3
| 0.1
| D-570
|
■FRP積層板特性
試験項目
| 特性値
| 試験法
|
パーコル硬さ
| 48
| JISK6919
|
吸水率(%)
| 0.15
| 〃
|
引張り強さ(kg/mm)
| 13.0
| JISK7113
JISK6911 |
引張り弾性率(〃)
| 908
| 〃
|
曲げ強さ(〃)
| 19.2
| JISK7203
JISK6911 |
曲げ弾性率(〃)
| 739
| 〃
|
使用ガラス繊維♯450 3ブライ ガラス含有率30%
バーメックN1.0%で室温硬化後40℃で16時間アフターキュアーを行った。 |
■耐食金塗装性能
試験項目
| 条件
| 結果
|
硬度
| 鉛筆硬度(三菱ユニ)
| 2H~3H
|
密着性
| クロスカット(鉄板)
| 100/100
|
たわみ性
| ユリクセン1/2R
| 8mm以上
|
屈曲性
| 2mm/180
| 異常なし
|
衝撃性
| 500g 50g 1/2R
| 異常なし
|
不粘着性
| JIS-K-54cc
| 異常なし
|
塗面積m2/kg
| m2
| 4
|
耐水性
| トップコート6ヶ月浸漬
| 異常なし
|
耐ガソリン性
| トップコート2ヶ月浸漬
| 異常なし
|
耐汚染性
| トップコート
40C24時間
トップコート 40C24時間
| 黒インキ 異常なし
口紅 異常なし |
耐テープ性
| トップコート
50C24時間
トップコート 50C24時間
トップコート 50C24時間
| 紙テープ 異常なし
セロテープ 異常なし 絶縁テープ 異常なし |
耐候性2年後
| トップコート光沢保持率
| 83%
|
ウレタン樹脂
弊社で取扱うウレタン樹脂とは「コーティング用ウレタン樹脂」の事で2液硬化型、速硬化・無溶剤・低粘度液状ウレタン樹脂のことを指します。主に彫刻した発泡スチロールに吹付けコーティングすることで、造形物を強力な被膜でコーティングします。同程度の厚みのFRP製品と比較すると、強度の面でやや劣りますが、弾力性が高く破損しにくい製品でもあります。
また、軟質素材の製品ではさらに弾力性に富むことから、保育施設やアミューズメントパーク等に最適で、フカフカの製品がケガ防止にも一役を担う材料です。
BRG
FRP・GRGの特性を持ち、課題を克服した新材料
FRPの軽量・耐水性・耐擦過性・作業性とGRGの硬度・水性というメリットを兼ね備え、またバサルト繊維と樹脂を使用することで不燃性に問題のあったFRPと、屋外設置不可の場合が多く重量軽減が難しいGRG両方の課題をクリアしており、屋内展示物・屋内装飾を設計する際の素材として各業界で今注目されています。
FRPの軽量・耐水性・耐擦過性・作業性とGRGの硬度・水性というメリットを兼ね備え、またバサルト繊維と樹脂を使用することで不燃性に問題のあったFRPと、屋外設置不可の場合が多く重量軽減が難しいGRG両方の課題をクリアしており、屋内展示物・屋内装飾を設計する際の素材として各業界で今注目されています。
環境にやさしく、人体にも無害
有機溶剤を使用しないため臭いがなく作業中にマスクも換気も不要で、ガラス繊維による皮膚疾患も起こりません。
廃液も出ないため産廃をFRPの半分程度に抑えられ、カーボンオフセットに対応した製品作りが可能です。
有機溶剤を使用しないため臭いがなく作業中にマスクも換気も不要で、ガラス繊維による皮膚疾患も起こりません。
廃液も出ないため産廃をFRPの半分程度に抑えられ、カーボンオフセットに対応した製品作りが可能です。
成型がしやすい
FRPの成型方法とほぼ同じなので工期もこれまでと変わらずに計画を立てられます。
【備 考】
整形責任者……2名
【実 績】
某テーマパークでの屋内装飾製作
(2022-02-01・1061KB) |